「劇団のウェブサイト(ホームページ)にどんなコンテンツを掲載すべきか」、その疑問にお答えします
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「劇団のウェブサイト(ホームページ)にどんなコンテンツを掲載すべきか」、その疑問にお答えします

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劇団のウェブサイトを新規で立ちあげるさいやリニューアルを考えたさいに、どのようなコンテンツを掲載すればよいのか迷うという方もいるかもしれません。

今回の記事では、Webを集客に有効活用するために、劇団ウェブサイトに掲載すべきコンテンツを「最低限これだけは掲載するべき内容」、「できれば掲載したほうがよい内容」に分けて解説します。

最低限これだけは掲載するべき内容

劇団プロフィール

まずはどんな劇団なのかが伝わるように、劇団のプロフィールを掲載しましょう。

いろいろな情報を掲載したくなりますが、大切なのは「作風」と「代表者プロフィール」です。

どのような作風の劇団なのか

お客さんが折り込みチラシをみて、公演に興味をもった場合に、その劇団のことを知らなければ、劇団名で検索して、劇団のことを知ろうとします。

そのさいにお客さんに劇団がどんな作品をつくっているのかをきちんと伝えるに、どのような作風なのかを掲載しましょう。作風が自分とあうと思えば、そのお客さんが公演を観に来てくれる可能性は、ぐっと高まります。

コメディなのかシリアスなのか、アート系なのか、エンタメ系なのかなど、作風を大きく伝えることは当たり前として、どのような演劇をめざしているのかを具体的に伝えるようにしましょう。過去の公演などの印象的な演出などもあれば、掲載してもよいかもしれません。

また劇団を代表するような公演写真などがあれば、ぜひ掲載しましょう。

代表者プロフィール(略歴)

劇団の代表的な立場の人(脚本、演出、劇団代表)のプロフィールはできるだけ掲載しましょう。先に紹介した劇団の作風とあわせて、作品をつくるときにその指針を決める大きな要素だからです。

出身地や学歴、職歴、受賞歴などに加えてその人となりを伝えられる内容を掲載しましょう。ただし、なんでもかんでも掲載しては情報にまとまりがなくなるので、全体のストーリーはあらかじめ決めておきましょう。

劇団外での活躍が多い人は、そのことにもぜひ触れておきましょう。

次回公演情報

これを掲載していない劇団さんはほとんどいないとは思いますが、当然、必須項目です。

最低限、チラシと同じだけの情報量は掲載するようにしましょう。ウェブサイトよりもチラシのほうが情報量が多い場合なども、まれにみることがありますが、チラシに載せるだけの情報がすでにあるのに、それを掲載しないのは、とてももったいないです。

最近では、SNSでの宣伝も増えていますので、チラシをみずにウェブサイトにアクセスする人は多いです。劇場によく通っている人ほど、しょっちゅう折り込みチラシや置きチラシをみているので、みんなみているように思いますが、そんなことはありません。

私も仕事が忙しくてなかなか観劇できていないときは、ほとんどSNSや公演スケジュールサイトのみで情報を収集していました。

チケット申し込みフォーム

これも絶対に必要です。自前で用意するのが難しい場合でも、シバイエンジンやCoRichチケット!など、便利なサービスがあるので、ぜひ利用しましょう。

シバイエンジン
http://481engine.com/web/index.php
CoRichチケット!
http://ticket.corich.jp/stage/

これまでの沿革(過去公演)

劇団結成時から現在までの過去公演のタイトル、脚本・演出、公演チラシ、公演写真、作品の簡単な紹介などを掲載しておきましょう。作品の紹介も付け加えることで、プロフィールで紹介した劇団の作風により説得力をもたせることができます。

公演情報以外にも、現在のおもなメンバーの加入など、劇団の沿革として重要な出来事などがあれば、それも掲載します。

トイトイガーデンのウェブサイトでは、公演写真や作品の紹介が掲載されていませんが、これは悪い例です。このように、身にしみてわかるのですが、作品の簡単な紹介をいっきに付け加えるのはけっこうな作業になるのですが、掲載すべき内容です。時間をみつけて充実させておきましょう。

また、トイトイガーデンのウェブサイトに公演写真がほとんどないのは、かつての私が「演劇はその瞬間こそがすべてで、記録を残すことがばかばかしい」と思っていたのが原因です。

考えの是非は別として、ウェブサイトの運用という意味では、ビジュアル情報がないという大きな損失でしかありません。そのため、そんなことを言う演出や代表がいても、説得して公演写真を撮っておいてください。私は今になってたいへん後悔しています。

プロに頼むのが最善ですが、スマホなどで撮影でも充分です。

劇団からのお知らせ

劇団員や出演者の募集やワークショップの開催、外部出演情報、受賞情報など、劇団からのお知らせはウェブサイトのわかりやすい場所に掲載しておきましょう。

お問い合わせ

お問い合わせフォームやメールアドレスなど、劇団に外部から連絡がコンタクトができるようにしておきましょう。なんらかの依頼があっても、連絡先がわからなければ、せっかくのチャンスを無駄にします。

お問い合わせフォームはGoogleフォームを使えば、簡単につくることができます。

できれば掲載したほうがよい内容

次にできれば掲載した方がよい情報です。ウェブサイトに不可欠というわけではありませんが、次のような情報を充実させることで、公演の集客などにも効果があります。

メンバー紹介

紹介内容は劇団によって様々だと思いますが、役者さんは写真を掲載したほうがよいです。各役者のファンが増えれば成功です。

詳細な次回公演情報

先ほどは、チラシの内容はすくなくとも掲載するべきだといいました。しかし、チラシも宣伝のことを考えると、公演のかなり前に完成する必要があります。脚本がほとんど書けていないけれどもチラシは既に作成済みということも多いのではないでしょうか。

そこを補えるのがウェブサイトです。公演本番に向けて稽古が進み内容がじょじょに固まってきたら、そのなかからお客さんに公演の魅力を伝えられるような情報はどんどんと追加で公開しましょう。

もちろんネタバレになるような内容は公開するわけにはいかないので、どのような情報をどのように公開するのかということには、戦略が必要です。しかし、このような情報発信を徹底することで、公演により深い興味をもってもらえるようになるとともに、公演を観に来たけど期待したものと違ったというミスマッチも防ぐことにつながります。

過去公演の詳細な内容

過去公演についても、詳細に伝えられる内容があればあるほどよいです。

その公演の演出のねらい、脚本のテーマ、みどころのシーンなど、公演の全体像がより鮮明に浮かびあがるように情報を追加しましょう。また、公演の感想や劇評などへのリンクを張るのもひとつの手です。

劇団に興味をもったお客さんが、みていない過去公演の情報を得ることで、より劇団についての理解を深めると同時に、それで自分と合うと思ったら、きっと次の公演には観客として観に来てくれるはずです。

まとめ

劇団ウェブサイトを立ちあげたら、前半であげた「最低限これだけは掲載するべき内容」は、すくなくとも掲載しておきましょう。せっかくのウェブサイトの効果を損なうことにつながってしまいます。

とはいえ、過去公演の情報の充実は旗揚げして間もない劇団さんなら、それほどの手間ではありませんが、旗揚げから年数が経っている場合は、相当の手間になります。なので、まずは公演タイトル、脚本・演出、公演写真の掲載から始めるなどで対応すればよいです。

また次回公演の情報の充実化は、過去公演の情報を追加するよりも優先度が高いことが多いので、そのあたりも臨機応変に。

SNSとブログ運用については、次の記事で解説しました。

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